こんにちは。Hiro and Teruです。
食べること、旅することが生きがいな国際カップルが大船渡の人気店に行ってきました。
震災からちょうど10年が経つ2021年。
あの日を忘れないために、そしてどんな復興をとげているのかこの目で実際に見たいという想いで岩手県大船渡市へ行ってきました。
宿泊していた大船渡温泉でオススメされたのが鰣不知(ときしらず)です。
カウンターで「ときしらずに行きます。」もしくは「オススメ教えてください」と言うと1人300円分のクーポンがもらえます。
正直ホテルと提携しているお店だから味は期待できないかもと思いましたが、せっかくもらったクーポンが使いたくて行ってみました。
Contents
「ときしらず」の外観
大船渡駅から徒歩2分の好立地にあります。
無料駐車場が敷地内にあるので、車で来ても便利です。
海が目と鼻の先にあり、お店が立っている場所も全て被災したそうです。
今は少しずつホテルやお店が出来てきて復興を感じることができます。
「ときしらず」店内の様子
カウンター席とお座敷があります。
私たちはカウンター席に座ったのですが、一組ずつのれんで仕切られているので程よくプライベート空間が保たれています。
最終的にはお隣さんとも仲良くなってのれんフルオープンにしちゃいましたが。笑
テーブルの上には灰皿があったので恐らく喫煙可なのは残念!
私たちが行ったときはたまたま?誰も喫煙していなかったので美味しくいただけました。
「ときしらず」ディナーメニュー
3点盛のはずがサービスで5点盛になってました!
サンマの刺身が本当に絶品です!青魚の刺身の臭みが嫌いという人でも食べることができると思います。
全く臭みはなかったです。
本来は酢醤油でいただくんだそうです。
最初に醤油しか出してなかったということで、さらに10切れくらいのサンマ刺身をサービスで出してくれました!
ホタテも今まで食べた中で一番甘みがあって美味しかったです。
サンマの刺身が今回HiroのNo.1メニューです!
揚げたあとでもしっかり甘エビの甘さがあって、塩のしょっぱさと甘さが絶妙でした!
お酒がすすんでしまう一品です。
三陸といえば牡蠣の養殖が盛んなことでも有名。
生牡蠣も提供されてましたが、Hiroが食べれないためフライをオーダーしました。
フライにすると身が縮んで小さくなってしまいますが、それでも十分すぎる大きさでした!
味も甘さがあってこちらも絶品!
近年では毎年のようにサンマの獲れ高が下がっていると報道されていますよね。
今年は特に前年比で40%近く減少したとのこと。。。
なのに!!この店では貴重なサンマをバンバン振舞ってくれました!!
しかも板長さんは「サンマ焼き師」という聞きなれない資格保有者とのことで、ちゃんと資格証が飾られていました。
その板長が焼いたサンマがとにっかく絶品!!
焼き方に何かコツがあるのか、フワフワでしっかり脂がのっていて本当に美味しかったです!
このフワフワな焼き加減は今の自分には再現不可能です。
写真だと大きさが伝わらないと思うのですが、本当に立派なサイズでスーパーに並んでいるものとは大違いです!
近所のスーパーで一回りくらい小さいサンマが今年は300円ほどしました。
サンマ焼き師によって調理されたこのサイズのサンマが580円でいただけるなんて幸せでしかない!
こちらがTeruのNo.1メニューです!
これまた板長サービスで塩うにという珍味をいただきました。
うにを塩水に浸した実にシンプル珍味で東北では名物らしいです。
初めて食べましたが、白飯3杯はペロッといけそうです。
塩うにだけで食べるとかなり海水の匂いが強いんですが、日本酒と一緒にグイっといくと最高のマッチングでした♪
お店の一押しということで「酔仙(すいせん)」という日本酒をいただきました。
陸前高田の地酒とのことで、コロナ以前は酒蔵見学ツアーもあったようです。
見た目は少し黄色がかっていて、味はスッキリ飲みやすい辛口のお酒でした。
オンライン販売もあるみたいなので自宅で試してみたいという方にはおすすめです。
https://suisenshuzo.shop-pro.jp/?mode=grp&gid=711409
上記メニューの他に、シーザーサラダ(580円)、お茶漬け(580円)もいただきました。
お店情報
行き方
〒022-0002 岩手県大船渡市大船渡町茶屋前41−2
BRT(バス高速輸送システム)大船渡駅から歩いて2分
大船渡駅から160m
電話番号
0192473677
営業時間
17時30分~22時00分
※緊急事態宣言などにより時間の変動あり。
定休日
火曜日
決済方法
PayPay
Google口コミ
4.2(125件)
まとめ
福岡最強と思ってたけど、岩手県のお魚も最強だったね!
最後のお会計は2人で6110円でした。
鰣不知はお料理の味もさることながら、板長がとってもフレンドリーでお店の雰囲気も最高です。
カウンターには私たちと同じ観光客一組と、地元のお客さん一組が座ってました。
板長がそれぞれのお客さんと絡んでたのですが、気づいたらお客さんどおしで意気投合。
最終的にはこれまでの被災から復興までのストーリーを聞かせていただきました。
10年前の3.11発生直後カナダからボランティアに駆け付けたHiroにとっては、非常に感慨深い旅となりました。
ぜひ岩手県の「今」を見に、そして新鮮なお魚の味を堪能しに鰣不知へ訪れてみてはいかがでしょうか。